クライド明日香を行く


さていよいよ明日香村なのですが、三輪明神の有る桜井市から明日香村は程近く我々は約20〜30分のプチツーリングを楽しみました。

桜井市から明日香村に入った辺りから道はのどかな田舎道となり気温も何故か2°程低く良い感じ、天気も良いし言う事無しのツーリングとなりました。

一行はそのまま先ず『石舞台』方面から近鉄の岡寺駅前に向かいました。『石舞台』のところにも駐車場とレンタルサイクルは有ったのですが『石舞台』を起点にしてしまうと満遍なく動くのに制約が感じられたので駅前からぐるりとまわる計画を思ったのですが何と駅前には駐車場やレンタサイクルも無くこの計画は大きく外れてしまいました。

駅前のカラオケ店Pで計画を練り直してるとカオリン@ホンダN360から途中『亀石』近くに大きな駐車場と一緒に成ったレンタサイクル屋が有ったとの事なので元来た道を少し引き返す一行なのでした。

車で約1〜2分程戻った所に大きな駐車場を完備したレンタサイクル店が有りました。全車一斉にここに入って自転車借りてサイクリングの用意。僕とma2さんの2CVコンビは自転車持参、しかも二人とも折たたみマウンテンバイクとまあ気の合った事。


んなで用意が整った所で史跡サイクリングに出かけるのであります。


 
(左)自転車借りる一行 (右)似合わん人


亀石


 

我々が最初に向かったのがこの謎の巨石『 亀石 』、なんの為にいつ誰が作ったかは謎、看板によれば「この亀石が西を向いた時には、大和盆地は水浸しになる」という伝説が有るらしい。でもMr,Kent@オペル他数名はこの石より隣の田んぼに生息する小さなカブトガニ(血ィ吸いガッパ)に興味が有ったみたい。


 

ぼっつら出発する!

のはいいのだが途中酒屋を発見! 何名かは何故か自転車なのに“ガソリン”補給!知らんよ〜。


橘寺


 
(左)橘寺            (右)拝観料に泣く

橘寺 』と言えば 聖徳太子 が生まれた所として有名。確か昔遠足だったかハイキングだったかで行った時にこちらの方に「太子はここの馬小屋で生まれました」と言う話を聞いた様な、で話は更に続き「馬小屋で生まれた方で偉いお方が二人居られます、一人は聖徳太子でもう一人はイエス・キリストであります」と。で、そんなに有名な『橘寺』なのですが明日香のお寺やら遺跡の一部は拝観料がかかるのです。この後『石舞台』やその他見学を計画してた我々にはここでの¥250は痛い物が有り仕方なく『橘寺』拝観は諦める事にしました。ただ、アメリカ人のMr,Kentは大変興味が有るらしくピョンピョン飛び跳ねて中の様子を覗いてたのがとても印象的でした。


石舞台古墳


 
(左)お馴染み『石舞台』         (右)中に入っちゃいました


蘇我馬子の墓と伝えられるこの『 石舞台 』、実は『橘寺』からここへのアクセスは緩やかな昇り、久々に自転車に乗るうえに普段殆ど運動などした事のない面々、“緩やかな昇り”も長く続くとそれはそれで辛い訳でここ『石舞台』に着いた時にはもう足ガクガクで誰が言ったか「足が笑う」とは言ったもんだなあと妙に感心させられる『石舞台』でした。ご免ね、全然史跡とは関係ないねえ。

この石舞台前の駐輪場に自転車を置き暫し石舞台を見学しに中に入ったりもしました。勿論入場料払ってですよ、ハイ!

見学を終えしばらくこの駐輪場の所の自動販売機やら売店やらトイレのある所でうだうだしてしまいました。やがて3時20分頃次の目的地『 酒船石 』目指して移動を開始したのですが途中道を間違えてやけに細い道でスリリングなサイクリングと成りました。

途中『岡寺 』を過ぎた辺りで目の前に懐かしい人形達が並んだガレージが現れ一同ここでストップ、どうやらここは近くの『アトンおもちゃ館』の出店のような気配。まあこのお店、ガレージの1室に所狭しと懐かしいおもちゃ達が並んでました。これに釘付けになるメンバー続出、そしていくつかの品物をゲットする面々も........、知らんよ。


アトンおもちゃ館(出店?)


 
(左)岡寺を過ぎれば         (右)そこには懐かしいマスコットさん達

 
(左)実はこんなにレトロなおもちゃ屋さんが (右)ディアーヌのミニカーが!¥6,000也


酒船石


京都嵯峨野を想わせる?様な竹薮の中にこの謎の石造物があります。普通に考えてもいったい何でこんな物がこんなやぶの中に転がってるのか謎は深まるばかり。暫く見学してUFO説まで出たところで蚊にさされるメンバー続出なので足早に去る事に。


 
薮を歩けば

 
謎の石造物が有るの(マギー司郎調で)

 
不思議


この後『酒船石遺跡』を見学しようと『 明日香民俗資料館 』に再び自転車で移動するのですがここでアトラクション、風車の弥七氏@ミニクーパーのレンタル自転車がパンク、仕方なく満月屋さん夫婦がタンデムしてあまった自転車に弥七氏が乗りパンク車両はこの『酒船石』駐輪場に放置。この地元大手レンタサイクル屋さん、自転車の保有台数はかなりのものなのだけどその分メンテナンスが行き届いて無い印象が有りパンク車両以外にも空気の気に成るのが何台か有りましたしパンクで困って事務所に電話しても留守電、まあ今回P代がサービスされてたのであれですが気をつけてもらわないとねえ。



明日香民俗資料館


皆から少し遅れてここに着くと皆さん駐輪場に自転車停めるところ、その一方で向いの土建屋敷地にはホンダのステップバンのドンガラが置いてありもしやと目をやるとそのドンガラにジーっと釘付け に成ってるおおたZ氏@ホンダZの姿がとても印象的でした。(これも全然史跡と関係無いってか)


 
(左)民俗資料館(右)爽やかなみにすけ@Miniスプライト乗組員達

 
(左)資料館中ではビデオで色々解説  (右)資料館裏



おおたZ氏が見てたのはテント横のアレ



飛鳥寺


史跡巡り最後はここ『 飛鳥寺 』、現在の明日香村は『明日香』と書くのに対してこちらは『飛鳥』(『飛鳥時代』と同じそれ)と書くお寺。その起源は古く596(推古4)に蘇我馬子により建立されたとか。因にこの地で行われたその後の日本を左右するクーデター『 大化改新 』が645年だからこのお寺がいかに古いかがお解りいただけますね。また、こちらには日本一古いと言われる大仏様もおられ一部メンバーは拝観料払って大仏様の前でお寺さんから歴史的なお話を聞く事にしました。このお寺、今は小さなお寺ですが昭和30年代の発掘調査によりその規模が『法隆寺』より大きかった事が証明されているのです。また、一部のメンバーは“ 過去の動き”より“今目の前で動く物”でしょうか、お寺より田んぼの中に生息する“謎のゲジゲジみたいな奴”に興味津々だったのが印象的でした。(え、史跡と関係ないって?)


 
(左)自転車を置く                (右)入る



念願のお寺見学出来て鐘までつけて喜ぶMr,Kent



4時頃ここに着いてお話聞いてお庭でうだうだしてました。一部メンバーは普段よっぽど願い事が上手くいかないのか鐘をつかせてもらってました。またカオリンはじめ考古学班はお寺西の『 入鹿の首塚 』(鎌倉時代)を見学に行ったりと暫くはそんなで思い思いに時間を過ごした後駐車場が5時に閉る事から4時40分に『飛鳥寺』を出発しました。

レンタサイクル屋兼駐車場までの道のりは今度は下りと言う事で比較的楽に早く走る事が出来ました。5時5分前に着いて自転車返して協議の結果汗かいたし腹へったと言う人続出だったのでこのレンタサイクル屋兼駐車場から程近い温泉『太子の湯』に向かう事に。この時点で用事を控えててたケンちゃんは帰路につかれました。




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