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さて、いざ出発！

<Chorus>

＝８月11日出発（集合前日）＝

前の夜、桃谷のM's Hall（首藤夫妻＠モーガンプラ８のお店）で我がバンド『 EDF』のライブだったのでいつものごとく帰りが遅かったとは思うのですが何ぶんあんまりその辺の記憶が無く逆に記憶が無い事がその日の帰宅が遅かった事を物語ってるって気もする訳で.........。そのせいと御盆でお墓参り（安全祈願も兼ねてる）しに実家帰ってたので出発は夕方日没前に成りました。本当は４月の和歌山加茂神社の花見ツーリング辺りから気になってる女性が居たので誘ってはみたのですが仕事がカレンダー通りで御盆休み等無い上に有給も使い果たして無いとの事で断わられ仕方なく今年はソロで参加する事にしました。そう、独り恋心を相棒に出発した今回の旅なのです。

とは言ってもしばらくソロでなんて参加してなかった上に胸は切なさでキューン。別ル－トで既に四国に渡ってるチーム太田Z＠ホンダZ（おおた君＆パン君）に携帯で連絡、徳島の美馬郡だったかな？（間違ってたら御免）に有る『紅葉温泉』駐車場で合流する事に。という訳で夕方６時頃だったか最後の点検を終えて大阪府藤井寺市の実家を出発したのでした。例年のごとく貧乏旅行なのでR２５～R４３と地道を通り神戸方面へ。遅くとも６時間くらい後にはチーム太田Zと合流できるとは思ってたのだがここに来てトラブル発生！　

　
（左）出発前、夕焼けがセピア色に切ない（右）出発後、石川堤防(大阪府藤井寺市)の夕焼けが切ない　　　

暗くなってライトを点灯するとバッテリーの電圧計が一気にマイナスに！でも車は順調に、念のため走りながら車載の無線機（430＆144MhzでGPS機能や電圧測定機能が有る優物）で電圧を計った所走行中にも係わらず11.9V前後しか無くヤバイ状態。「今は良いけど雨でも降ってワイパー使い出したら」って考えたら『ゾッ』っとして来たのですが悲しいかな車は芦屋市を越えてもうすぐ神戸市に入ろうかというところ。でもこの先４日も有る上に行き先は松山と遠距離なので思い切って部品交換の為に藤井寺に戻る事に（この間既に２時間くらい走りましたが）、戻りは時間を短縮する為芦屋から阪神高速に乗り藤井寺へ、実家のガレージで眠ってる事故車（一号車）のレギュレターと交換する事で事無きを得たのですがこの時点で出発はまた振出に。しかし徳島で待ってくれてるチーム太田Zの事を考えるとあんまりゆっくりもしていられません。仕方なく今度は藤井寺から須磨まで高速を使う事に、電圧計も正常に戻り（14.6V前後）安心は出来たものの結局は高速代という思わぬ出費が....。

けど、高速道路を使ったお陰で時間的余裕がというか気分的余裕が出て来たのは事実。ここはひとつ旅情を楽しもうと明石からフェリーで淡路島に渡り島内も海岸線の地道で鳴門大橋にアプローチする事にしました。

今回は去年一昨年とは違い島の東岸を走る事にしました。理由は大阪湾の夜景を楽しむ為とその夜景の中に友が居るから。勿論僕に切なさを感じさせてる彼女もその中に居る訳ですから....。

　　　　　　　　　　（左）明石にてフェリーに乗る　（右）淡路島から見た和歌山方面、あの煙突の所に彼女が

てな訳でとにかくひたすら島の東側を夜景を楽しみながら南下しました。そしてそれは明石に始まり100万ドルの夜景神戸～大阪、関西空港方面と姿を変えエキゾチックな世界へ僕を連れて行ってくれました。やがて、洲本を越えた辺りから対岸に和歌山市の夜景が見えて来て「この中で彼女が暮らしてる」と思うと切なさ倍増計画。海沿いに暮らす彼女の家の方を眺めながら独り海岸で1時間くらいボーっとしてました。が、ロマンチックもここまで、この一時間が命取りになってしまい僕は結局淡路島を抜けるのに４時間も掛かってしまったのです（通常夜中ですと２～３時間くらいっしょ）。結局背後から追い掛けて来る朝日から逃げるように徳島県を西行、早い話が暗いうちにチームおおたZとの合流を果たす事が出来なかったという訳なのです。（あ～しんどかった）

背後から朝日（日出）が（徳島道にて）

徳島道を『美馬』出口で出て５～１０分程西向いて走った所の外れの墓地などが有る所にに合流場所『紅葉温泉』とその駐車場が有りました。僕が着いた時点で朝７時半頃、ホンダZの中では太田君とパン君がまだお休み中でしたがこっちは寝不足からか妙にテンションが高いので二人に起きて頂き到着を告げ朝のコーヒー（いや、ビールだった様な）など飲みながら再会を楽しみました。話を聞くと千葉から来るチームいっちゃん＠クラウンワゴン（いっちゃん＆くみこさん）もこちらでの合流目指して向かってるとのこと。と言う訳でチームいっちゃん＠クラウンワゴンが来るまでの数時間を休ませてもらう事にしました。 =ほんま助かった、あのまま走ってたらきっと危なかったかも、おやすみ=

（左）無事合流、寝床を作る（右）これぞ野宿の醍醐味、あやすみ=明るいのが残念=