=4日目=

〜On The Beach〜


11、ショートツーリング

さて、この日は毎年恒例で待望の海(松前町『元気人村 』横海岸)までのショートツーリング。朝8時半にホテルのサービスの朝食を食べてその後今回発覚した僕の2CVの不具合箇所を簡単に整備しました。朝10時にホテル前集合いうかクーやん&すみちゃん以外は皆同じホテル泊でおまけに全員無線積んでるので車に居ながら連絡が取れる事から道路に大きく並ぶ事も無く比較的すんなり出発出来ました。天気もいいし嬉しくなるような今回のショートツーリングでした。


 
(左)サービスの朝食を食べる (右)朝から整備する僕


いよいよ出発よお

ホテル泊だと少しお金はかかるのですが旅の体力配分を考えるとうまく使えば絶対に得の様な気が最近はしてるのはやはり歳だから?それとも旅慣れして来たから?とにかくRisky無き後基地を一つ作っておけば現地での動き易さは随分と違うのです(でも独りだったら間違いなく車中泊するんだろうなあ)。とにかく皆さん無事海岸に向けて出発したのです。

   
(左)いよいよ出発 (中)僕の前にレティーさん挟む (右)イギリス組に先導されて

   
(左&中)前も後ろも2CV (右)『元気人村』到着2CV軍団

   
(左)イギリス軍団 (中)イタリア勢 (右)国産旧車

今回は心配してた隊列も崩れる事無く朝11時頃には皆さん無事目的地『元気人村』に到着、今年は先に皆で買い出しするような事はせず無線も有る事だから一旦現地入りしてから改めて買い出し班を出す手筈にしたのが効を奏したみたいで残りの皆で設営に専念する事が出来て買出し班が帰って来たら設営完了で火ぃも起きててすぐ調理にかかれる、そんな筈だったのに.........。

   
(左)到着した面々 (中)設営始める  (右)火ぃ起こすいっちゃん

   
(左)佇むクーやん (中)泳ぐ準備も着々と (右)ステージの設営も

   
(左)この日を待ってた二人(中)PAはツーさん(右)ぼちぼち設営も整い

ぼちぼち設営も整い皆がそれぞれの役割の中思い思いの時間を過ごし出しました。
そう、平和で楽しい時間が流れ始めたのです。

   
(左)元気人村 (中)テントではサックス講座も (右)何を話してるのだろう

   
(左)流木を薪に (中)火起こし名人PaoPan伝説が生まれたそうな(右)調理準備も整い

   
(右)バスで遊ばせてもらう (中)綺麗なバスのインパネ (右)田舎感漂ってるかしらん?

楽しい時間は平和に流れるものと誰もがそう思ってたのですがここに来てあんな事に成るとは.....。


   
(左)突然雲行きが怪しく成りました(中)海と空が近くて無気味(右)山々から水蒸気が登ってる

過去12年 で13回(秋のバージョン 含む)やって来てこのような無気味な雲に覆われたのは初めてです。山の近い海岸で湿度が高いのと地表や水面の温度変化のせいかどうやら真上で積乱雲が発達してる様子。上昇気流も起こってるので強い風も吹き出しました。沖では海と空がくっつかんばかりの気配だし山々からは物凄い勢いで水蒸気が吸い上げられてます。遠くで稲妻が光りゴロゴロ言ってるし頭上のアクティブな雲の発達の仕方に誰しもがとてつも無い雷雨が来る事を容易に想像できたのですがそれ以上に今目の前で起こってる壮絶でいて美しくも恐ろしい自然現象に魅せられるのでした(そんな呑気な)。やがて一滴落ちて来たのを機にとんでもない雷雨がやって来ました。

   
(左)豪雨でも呑み続けるク−ヤん達(中)ステージテント&機材を死守(右)豪雨の置き土産

たけい君やダックテールさんは雨が来る前にターフを下げてその中に荷物をまとめて入れたり子供達を避難させたりしてました。僕が一番恐かったのは落雷、だだっ広い海岸に居るのだからいつどこに落ちてもおかしく無いからです。でも殆どの方が落雷の認識が低いのでとにかく平気で浜や海にいる人を皆避難させたのです。我々は機材が有る事からステージターフ にて物凄い雷雨と闘いました。でもこれとて命がけ、今だから話せるけどいつ落雷が来てもおかしくは無かったのですがまあ皆さん無事で良かったわほんま。やがて雷雨が去った後、テーブルに取り残されてた焼そばが“汁そば”に変わってたのが印象的でした(美味しかった)。=食べたんか=







=気を取り直して=




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