今年は不参加、いや半分参加?

それぞれがそれぞれの

キャノンボールVol,14



<大阪〜長野(白馬村)〜徳島〜大阪>

2007/10~14/Aug

Photo by.おつまみ&ダックテールさん
Report by.おっちゃん

by、Crird Light West&East




 松山キャノンボール開催14回目にして初の不参加を成し遂げた今回、キャノンボールの度に張り切って来た結果気が付くと世話人みたいに成ってしまってて何かと依存されたりもするので「知るかあ、ワシも一参加者なんじゃ」ってのが有って今年は端から不参加を決めて依存する方が居たら自立してもらおうとの狙いが有ったのですがその意に反して今回は集まりも悪く最低人数だったらしいのですがその分役者は濃かったらしいのです。(笑)

そして、そんな啖呵を切った理由に加え8/19〜9/2まで約2週間カナダのユーコン川を野田知佑さん達とカヌーで旅する事が決まり8月後半が全く仕事が出来ず収入の見込みが無い事から8月前半に入って来た仕事を一切断らず集中させた事も今回不参加の理由と成ったのです。

とは言え、「この時期に阿波踊り行かないと心が寂しいのでどないしよ」っと思ってたらタイミング良く『阿波踊りヨットレース』の仕事が舞い込んで来たので徳島までは行ける事に成ったのです。「やった〜!これで今年は四国への交通費が出るぞ」っと喜んだのはいいのですが、『阿波踊りヨットレース』の日程はキャノンボールのビーチ遊びの日(8/13)、しかも前日集合日の12日は信州の『白馬ジャズストリート』だからどう考えても松山には辿り着けません。というか気が付けばとっても恐ろしいスケジュールに成ってしまってました。

御盆の交通渋滞も考えられるのでどうなる事やら、旅の始まり始まり!!




=8/10 出発日(法善寺横町祭りジャズフェスティバル)=

夏のこの時期大阪ミナミの『夫婦善哉』で有名な『法善寺横町』で行われるジャズフェスに自分のバンドE.D.F.で出てました。夕方演奏してたぶん一旦帰宅してその足で信州白馬に向かった記憶が有るのです。(そのライブの模様が御覧いただけます


 
(左)趣の有る横町 (右)大阪らしいジャズフェス


=8/11 二日目(白馬ジャズストリートプレ・イベント)=


『法善寺横町祭』の後帰宅して準備してウチの人と出発しました。今回の車はウチの人の日産パオ、今回は遊びと言うより仕事の占める割り合いが高い事から長距離運転にて運転手の交代が必要と成るためパオとなりました。クーラー効くし一般の方は2CVよりパオの方が国産で安心と思う方も居られるでしょうが、実の所2CVより燃費悪い(半分以下)しこちらも旧車で壊れたら2CV以上に厄介なので結構祈る気持ちが有ったのは事実なのです。でも、そんな心配を他所にパオは今回の恐ろしい旅の全行程を走り抜いてくれました。交代しながら朝8時頃白馬に着き仮眠取る間もあんまりなく昼頃にはリハーサル、そして夕方には本番を迎えた記憶が有るのです。その夜はボーカルの新井雅代さんの旧い知り合いの方のレストランバーで食事してその時知り合った近くの温泉ホテルの若社長さんの計らいで温泉に入らせていただきジャズスト実行委員会の方が用意してくださったペンションでゆっくり休ませていただきました。


   
(左)到着後車で仮眠してたらトンボが来てました(中)お昼はここで蕎麦を (右)滅茶苦茶美味しかった

   
(左)綺麗な花が (中)咲いてる (右)会場はエコーランドの教会

   
(左)リハ中かな?(中)本番中かな? (右)その日の打ち上げしたレストランにて


=8/12 3日目(白馬ジャズストリート本祭)=

朝8時頃起きてメンバー皆でぞろぞろとペンションで朝食を御馳走に成りました。その後午前中にサウンドチェックした記憶が.....? それから二度寝したかどうか覚えて無いのですが夕方の本番まで時間が有ったのでゴンドラで八方スキー場の上の方まで登りました。スキー初心者の僕がウチの人やIMAIAMIさん夫妻@AMI8に騙されてゴールデンウイークの春スキーに連れて来られたのがこのゲレンデ。でも夏場はスキー初心者とか関係ないので恐く有りません。雪のない“あの”ゲレンデやレストラン『109』見てなんか不思議な気分でした(笑)。パラグライダーの好青年とゴンドラで乗り合わせ短い時間サーマル(上昇気流)話で盛り上がりました。今回はボーカルの新井雅代さんとウチの人と登ったので僕は保護者が二人居る状態で終止怒られ放題でした。(爆)


   
(左)朝食後リラックスした蓑輪氏&大曽氏(中)この日の会場はここ(右)お昼前ゴンドラで山頂目指しました

   
(左)ボーカルの新井雅代姉さんと(中)姉さんとウチの人(右)綺麗な花が咲いてます

     
(左)ゴンドラ駅前に売店が(左中)『109』横の滑空マニア達(右中)更に登ります(右)綺麗

     
(左)綺麗 (左中)ラッパみたいな奴(右中)素敵だわあ(左)なあ、よろしいやろ

   
(左)ほんまヤッホーですやん(中)ヤッホー(右)こんな所にも花が

   
(左)自然も恐いけど (中)ウチの人もっと... (右)ああ、山が有るから来たんや

   
(左)サングラス越しに撮影(中)よお見たら同じ山ばかりかも(右)頑張って登る僕

     
(左)小屋の所(左中)こんな所にも飛行物体(右中)いい感じ(右)死んだらこんな所歩くのやろか

   
(左)かつてのオリンピックの名残りか(中)下山して本番(右)いきなりですが本番

   
(左)そうジャンプ台に特設ステージ (中)こちらは売店 (右)和やかないいステージでした

夕方、僕達の出番が終わると今度は飛び入りで信州大学のジャズ研の方やドイツ人のピアニストの教授が入って来られジャムセッションと成り僕はベースを弾きました。17時頃だか18時頃だかに総てのプログラムが終わり、もう一泊する他のメンバーや実行委員会の皆さんに挨拶して我が家はその足で明日の目的地徳島に向かいました。

白馬から暫くは運転をウチの人に任せてたのですが、ウチの人がナビの言うままに運転したら遠回りの『長野I.C.』へ連れて行かれてしまい運転手交代。一時間程ロスが有った物のほぼノンストップで明くる夜中2時頃に帰宅出来たので仮眠、朝8時頃お昼前に予約してたフェリーに乗るため和歌山港目指すのでした。


=8/13 4日目(徳島阿波踊りヨットレースイベント)=


予想された渋滞も無く順調に和歌山港着、そこから予約してあった11時頃のフェリーで徳島へ、なんとか1時半の集合時間に秋田町のジャズクラブ『SWING』に入る事が出来松山から戻って来たたけい君&みにすけはん@Miniとも無事合流、徳島メンバーともリハーサルを済ませ現場入りするのでした。

この仕事は毎年行われてる『阿波踊りヨットレース』のイベント会場で演奏するというものでした。僕達の演奏の後、地元の某連の皆さんが賑やかに阿波踊りを踊ってくださりワクワクしたのです(僕)。

   
(左)港すぐの『太陽』にて徳島ラーメンを(中)ヨットレース会場(右)演奏する我々

     
(左)どこまでも青い空(左中)武井君&地元シュガー綾子(右中)僕&みにすけ後ろ姿(右)虹も出ました

   
(左)僕らの後は阿波踊りが始まり(中)とても賑やかでした(右)眉山に沈む夕焼けが切ないですわ


そして、仕事の後は街に繰り出し思う存分『阿波踊り』を見物したのです。


   
(左)市街の阿波踊り(中)見物に(右)夢中に成りました

   
(左)勇姿やね(中)粋やね(右)去年はクロシロネコ今年は二人でヤンマー

   
(左)綺麗でしょ(中)たぶん左の橋上(右)モニュメント

   
(左)橋上のみにすけ&たけいチーム(中)こちらは若い連(右)至る所で踊ってます

   
(左)堪能する我々(中)桟敷に入って行く連(右)勇壮な皆さん

末広のヨットハーバーでの演奏を済ませ夕方徳島市街に帰った我々を待ってたのは毎年のように賑やかかつ熱く街中で行われてる阿波踊りでした。とにかくこの祭は凄い!!おかしい!!素晴らしい!!とにかく僕は『和』な祭りはあまり好きでは無いのだけどこの祭は特別でもう20年近くも僕の心を掴んで離さないのですから。

で、いつものように22時半の最終まで阿波踊り見物して車を止めてある県外車用に解放された県庁前駐車場に戻りここでチームみにすけと解散した記憶があるのです。

この後、25時に徳島県では有名な『高越山』(通称:おこうつさん)山上広場で今回の『松山キャノンボールVol,14』参加各組みと合流してキャンプする予定だったので『高越山』山上目指してひたすら走るのでした。

こちらが遅れる事を携帯電話で知らせると向こうもまだ着いて無い様子でどうやら同じくらいのタイミングで『高越山』に着きそうなのです。やがて、R192鴨島あたりからキャノンボール参加各車と無線で連絡が取れ出しました。相手局のックテールさん(今回チーム『つるだく』)@2CVによると、僕達と無線が繋がる直前に和歌山のパテさん@キャトルと『JR5WQおこうつ山レピーター』(現在休止中かも)で交信したと言うのです。しかし、不参加とは言え和歌山からレピーター(中継局)使って呼んで来るとはパテさん大した執念なのです(笑)。結局僕達がすこし先に山上広場に着いたものの登って来る一行とは無線で順調に交信。ところが、満月屋さん@ホンダN3606/4(むつとよ)さん@軽バンが登って来る途中で車が不調を訴えてる様子。暗雲が立ち篭めましたが暫くして25時半頃全員一応無事登頂、再会いうか合流を祝い酒盛りしてこの夜は楽しいキャンプと成ったのでした。


=8/14 5日目(おこうつ山キャンプ〜帰路)=


星明かりの元で夜遅くまでワイワイやって寝て明くる日はお昼前くらいに下山、毎年恒例なのですが梺の『脇町』へお昼御飯の『蕎麦粥』を食べに行きました。ところが、お目当てのお店は予約が入ってるらしくって入れません。視点を変えて『オデオン座』(脇町劇場)横の以前から気に成ってた蕎麦屋さんに行きましたらこれはこれで大正解でした。

   
(左)キャンプにて皆の無事祝う(中)明け方かも?(右)寝起きの僕かも?

   
(左)朝から快晴 (中)キャンプ全貌 (右)少し雲が出て来ました

   
(左)いよいよ下山 (中)脇町探訪 (右)井戸で頭から水かぶる6/4さん

 
蕎麦屋にて記念撮影


さて、お昼に蕎麦も食べたしメンバー揃ったところで改めて阿波踊り見物の話も出てた様な気もするのですが(満月屋さんはここで解散だったかも)、途中使った高速で6/4さんの軽バンが再び悲鳴をあげました。どうやら症状はオーバーヒートなのですが原因解らずで一車線高速の路肩停車は大変危険なのでパオで牽引して次の出口『土成I.C.』まで行く事にしました(ここでも無線大活躍)。

   
(左)高速でエンコ (中)危ない状況 (右)土成まで牽引しました

   
(左)車を置いて帰り支度する6/4さん(中)原因解らず(右)旅も終わりました


で、『土成』出たところでJAFを呼んで原因が解らない事から車は地元修理工場に入院と成りました。この後、結局寄り道無しで皆してまっすぐ大阪方面に帰りました。6/4さんのお体と荷物は我が家が無事御自宅までお届けして今回の旅は終わりました。

徳島で車が立往生っていつぞや3/8(サンバ)@レプリカヒーレー(当時)を思い出しては懐かしい気持ちに成ったそんな旅の終わりでした。次回は記念すべきVol,15なので出来るだけ多くの参加を呼び掛けたいもんです。(って結局世話人かえ)


2008/04/June
文、おっちゃん



<徳島で合流果たした参加車達>

   
(左)チームおつまみ@日産パオ(中)満月屋さん@ホンダN360(右)チームつるだく@2CV

 
(左)6/4さん@軽バン (右)チームみにすけ@ミニスプライト


<徳島で合流果たした参加者達>

満月屋さん
おっちゃん
マミさん
ダックテールさん
アヤト君
フーガ君
つるは4
6/4さん
みにすけさん
武井君

<キャノンボールVol,14参加者>

ようちゃん
なおこさん
満月屋さん
クマちん
きんじょうさん
ダックテールさん
アヤト君
フーガ君
つるは4
6/4さん
みにすけさん
武井君
エップー
クーやん
松山の皆さん


<参考ページ>

チームつるだくのフォトギャラリー


<追記>

6/4さんの軽バンその後ですが、後日公共交通機関乗り継いで徳島県の吉野川市の修理工場まで取りに行ったものの結局原因不明だそうで、そのままま運転してフェリーに乗って和歌山経由で機嫌よく無事帰って来られたそうです。(良かったベエ)









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