醤油、素麺、赤とんぼ

三木露風生誕の地を訪ねて

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<1997年5月18日(日)>

兵庫県龍野市

Photo&Report by おっちゃん@VWタイプ3バリアント
by Cried Light West


 小京都と言う言葉がぴったりの城下町『 龍野 』、鶏籠山(けいろうざん)の梺に開けた旧い街並にちょっとだけ旧い車で訪ねてみました。

この時の集合は確か朝8時だったような?。集合場所は神戸の月見山かどっかのSA。阪神高速神戸線経由で集合場所に行った事憶えているのです。で、その後はひたすら第2神明〜姫路バイパスと乗り継ぎ一路『龍野』目指して走るのでした。

途中、『太子』辺りでS.A言うかドライブインとか有る所に入ったのですがイギリス車不調か一斉にボンネット開ける場面も。結局は確かヒーレーが少し不調を訴えただけだったように記憶してるのですが定かではありません。

   

龍野に着いた我々が向かった所は『龍野公園』、ここには無料駐車場が有りここに車を停めて全員で街を散策する事に。

車を停めて歩き出すとすぐに公園内に動物園(無料)、みんな動物さんが好きとあってすかさず贔屓の動物さんの檻の前に。ここには動物園の他にグランドやトイレ、売店(素麺食べられる)などが有りました。

 

このあと皆で街を散策しました。

   

   


暫く歩いてお昼を迎えた我々、『龍野』と言えば『揖保の糸』(だけやないんやろけど)って訳で昼食に素麺をいただく事にしました(というかもう成っとった)。我々がお邪魔したのは龍野神社近くの素麺処『霞亭』。実は私事ですが、20代から30代初めにかけて約8年間ほど物凄い好きな人(素麺がではない)がいたのですが、その最初のデートがここ『龍野』だったのです。その時二人で食べたこの『霞亭』の素麺の味が忘れられなかったのです。

やがて、恋も終わり立ち直れぬまま思い出だけを求めてバイクで独り来たのもこの『龍野』でした。そのとき訪ねた『霞亭』にはあの初めてのデートで楽しく二人で書き込んだノートだけが残っていました。

そして今度はゆかいな仲間と訪れた『霞亭』、初回は二人、2回目は独り、で今回は大勢、って訳で狭い店内は入れず暫く表で待ってると『霞亭』のおばさんが別室(多分自宅)を用意してくださいました。「注文をいただいてから茹でますので20分程お時間いただきます」と書いてあるとおりに各自『素麺』やら『にうめん』やら注文して待つ事約20分、ほんま美味しかったのです。


ただ残念な事に『霞亭』は現在は閉店されててあの美味しい素麺はもう食べる事が出来ないのです。

このあと再び街を散策、香川県の小豆島然り『素麺』文化の有る所『醤油』文化も栄えるのでしょうか?
街を歩けばいたるところに醤油の倉を見る事が出来ました。

ここは『うすくち醤油』の産地としても有名で関西ではお馴染みの醤油メーカー『ヒガシマル』の本社が有る所なのです。途中昔懐かしい駄菓子屋さんなんかも楽しみながら折角ですからその『ヒガシマル』さんが管理運営なさってる『うすくち龍野醤油資料館』をみんなで見学することにしました。

実はここも彼女との初めてのデートで.............。(泣)


                    

             

           

この『うすくち龍野醤油資料館』でお土産を買おうとしてると資料館の人が「またなんでこんな田舎に沢山で来る気になったのですか?」って聞いて来たのには笑かされましたが。

『龍野』と言えば『赤とんぼ』、これはこの地が詩人三木露風の故里であると同時にあの有名な詩『赤とんぼ』が同氏によって作詞された地だからなのです。そもそも、それ以前からここ龍野は醤油や素麺などの産業が盛んで昔は『揖保川』の水も多く川を行き来する高瀬舟で随分賑わったそうです。散策を終えた我々は公園から車で移動、そしてその揖保川川原にてターフを張って春の昼下がりをうだうだと楽しんだのです。

   

 

3時頃、友達の結婚式のパーティーに行くツッチー@ヒーレーが先に帰り、その後夕方頃片付けをしてみんな帰路に付きました。

過去10何年ツーリングを行ってますが、この時の『龍野』はなかなか好評で堀家はんはじめ“もう一度行きたいツーリングポイント”No.1に輝いてる所なのです。



Fine


2004/29/Jan
by、おっちゃん



<今回参加車(者)>=記憶薄いので写真より判定=

たけい君@アバルト
たけださん御一家@タウンエース
堀家はん御夫妻@ミニクラブマン
吉野君@MG-C
ツッチー@オースチンヒーレー
おっちゃん@VWタイプ3バリアント

計6台 9名(このほかで来た人は名乗ってください)


<参考ペ−ジ>

龍野市ページ
主な観光地  



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