=徳島編=


1、再び『脇町』探訪

『饂飩巡礼』も無事終え『阿波踊り』行くべく徳島市内向いて走り出した我々3台と5人、途中『蕎麦雑炊』を知らないパーピー夫妻を案内すべく再び『脇町』探訪。メンバー変われど行と同じような事をしてしまいました。ただ違ったのは行に我が家とパティシエ氏が堪能した美味しいもの達(蕎麦雑炊、豆乳、etc)が売り切れで無かった事。(パーピーさんお気の毒に)

ここではもう写真は撮りませんでした。結局街並探訪して今度は行に行かなかった所とかも行って女性陣はさらにショッピングモールなんかも行ってやがて5時前に脇町を出ました。


2、徳島へ

『脇町』を出て『吉野川』北側の道を東進、無線でわいわいやりながら約1時間の旅、夕暮れ時の吉野川沿いを気持ちよく走りました。


 
(左)多分吉野川沿い  (右)吉野川に沈む夕日=徳島市到着寸前=


そして、夕方6時頃徳島市内に着いたは良かったのですが肝心の県庁県外車用無料駐車場は満車。ガードマンの方の話では港の奥の同じく県外車用 無料駐車場が空いてるとの事だけど門限が同じく23時でしかもシャトルバスを使わないといけないので我々は諦めて比較的安い市営駐車場に停める事にしました。

とは言っても阿波踊り最終日、ここも満車。けどさすが県内の方が使う駐車場、阿波踊り目的の車ばかりでは無いので暫く待って19時過ぎには全車駐車完了!! いそいそと街へ繰り出すのでした。


       
(左)駐車場から演舞場方面を望む (中)さあいよいよ繰り出すぞ!(右)街は大賑わい


ここで腹が減った我々、夕食にしようと『秋田町』『栄町』方面に。折角だから魚が食べたいって事でいろいろうろつくも空腹のせいかどの店も似たりよったりに見えて来る。で、それならと目の前に有る居酒屋に入ったのでした。色々注文してお刺身を頼もうとすると店のオバハンが 「それやったら一人2000円のセットってほんまは今日やって無いのやけど今言うたの全部入れてやったげるわ」言うから頼んだら確かにお刺身は有ったけどちょっと、後は頼んでもせん空揚げ類やらイカのなんやらてら出て来て一同ブーイング。よお聞いたら新たに入って来た隣の客にもオバハン同じ事言うて薦めとった。「やられた!」と思ったけど遅かった。阿波踊りシーズンは放っておいても客が入るうえに殆どが県外の一見なので完全にナメとるのです(怒)。店を出てイマホリさんとブツブツ言って「さっき迷ったあの店にしたらよかったわ」と“あの店”を指差すとこの憎たらしいオバハンの店と良く似た名前と雰囲気、よくよく周りを見回すと同じような店が他にも、どうやらこの辺一帯系列店で占められてるらしく何処入っても一緒やったのか思うと妙に安心したのですが。(何でや?)

20時過ぎ、『にわか連』(指定の時間に指定の場所に行けば阿波踊りレクチャーしてくれて何と桟敷きで踊れるのです=無料のはず=)参加のため踊りに行った ツルハ4とは別に4人は阿波踊り見学に出掛けました。


   
(左)とにかく賑やか (中)えらい人  (右)桟敷き入口


とにかく街はすごい人でごったがえしてます。僕らがとある公衆トイレの有る交差点で海上自衛隊の連を観てたら『にわか連』参加を終えたツルハ4から電話があり間もなく合流しました。僕達がここで観たのは『かもめ連』さんと『松空連』(小松島航空隊)さん。で『松空連』さんに至っては最終日と言う事でしょうか “踊る阿呆に観る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損”の精神に乗っ取ってか「皆さんも踊りましょう」って事で観客も交えての大フィーバーと成りました。


     
(左)かもめ連飛行機  (中)松空連    (右)松空連ヘリコプター


はじめは大人しく観てた我々5人も気が付けが僕を除く4人は『松空連』さんの術にはまり連の方々と輪の中で踊り狂ってました。 僕は絶対踊りませんでした。というか観てるのも楽しいんですもん。


   
(左)最初は大人しく観賞 (中)連の皆さんに誘われて (左)行ってしまったツルハ4

 
(左)気が付けばパーピーはんも (右)言うか皆やんか


そんなで、今回は帰りの香川と言い徳島と言い“航空関係”に随分楽しませていただいた我々なのです。やがて、ここでのフィーバーも終わり場所を移動、いつものジャズバー『コレクター』の下までは行ったものの今年は行かず。で同じくジャズクラブ『Swing』に行くべく更に移動、『栄町』の所の桟敷き出口で阿波踊りクライマックスを迎えました。ここでも最終日という事か一番最後は桟敷きのお客も巻き込んでの大乱闘ならぬ大乱舞で大フィーバーと成りました。昔、テレビで永六輔さんが長野諏訪の『御柱祭り』を愛情込めて「滅茶苦茶」と言ってましたが僕もこの阿波踊りのクライマックスは思いっきり愛情込めて“滅茶苦茶”なのだと思いました。(笑)


 
(左)最後の連が出て来ました (右)そして踊子も客も混じってクライマックス乱舞


阿波踊りクライマックス遭遇の後はフェリー乗船までまだ暫く時間が有ったのでジャズクラブ『Swing』に行きました。いつもは賑やかな『Swing』も阿波踊り最終日しかも日曜日って事もあってかお客は我々だけでした。マスターが笑顔で迎えてくれて御挨拶、各自飲み物を注文して乾杯、程なくして『Swing』レギュラーピアニストの女性のソロピアノが始まりさっきまでの賑やかさとは裏腹に落ち着いた時間が流れました。結局僕はピアニストの方に 正体 を明かさずセッションもせず大人しく皆と去り行くキャノンボールの一時を楽しみ零時過ぎフェリー乗場へ向かうべく『Swing』を後にしました。

この時点で時間的には6日目に突入って事に成るのでしょうがここではあえて5日目にカウントさせていただきますね。

僕達が乗ったフェリーは16日(月)午前1:10徳島港発〜和歌山行き、フェリーに乗ってからデッキで四国大陸の徳島市を眺めながら今回の旅の回想を思い巡らせていました。やがて出港、船内で少し休憩後03:10フェリーは無事和歌山港に到着、皆が高速の入口がわかる所まで誘導してから家路に着きました。それから可能な所まで無線通信が行われ別れを惜しみました(ツルハさん是非外部電源&アンテナを)。

今回は独身時代のそれも初期のキャノンボールに参加してた時以来のロングツーリングでした。結婚したら自由が無くなると思ってたけどなかなか、一緒に調子乗って遊んでくれるウチの人でよかった。そして、何よりも年令を重ねてもフットワークの軽さをキープし続けてる皆さんに感謝。



有難う、お元気で、また来年会いましょう。


Fine
by,おっちゃん@2CV









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