=5日目(8/15日曜 雨後晴)=


<香川県編>

『塩江温泉』〜『高山航空公園』


予定より一日のんびりと延ばして帰る日と成ったこの日の朝の天気は『雨』、しかもちょっとやそっとではない。オープンカー乗組員が確実にやられる“それ”である。

朝7時ホテル側の手違い(9時や言うてたやろ)で起こされてしまい朝食を取るも食堂のオバハンがまた段取り悪くて段々腹が立って来てそこへ寝不足と二日酔いと来たもんだから気分が悪く成り珍しく朝食を残す始末。僕達の泊まったホテルはいいのだけど従業員同士の横の連絡の悪さというか簡単に防げるミスが目立った印象が有りました。7時の朝食の時点で いっちゃん家族@クラウンワゴンは11時徳島港発〜東京行きのフェリーに乗るべく既に出発された後でした。食事の38@スーパーヒーレーも同じフェリーに乗るべく(こちらはキャンセル待ち) いっちゃん家族@クラウンワゴンを追いかけて出発されたのですが間もなく豪雨に見舞われ大変だった様です。

そして9時頃から用意を始め10時にチェックアウトしホテル横に合った『樺川温泉神社』に行こうとしたのですがどうやら20分くらい歩いて登らないと行けない気配だったのでやめて昨日来る途中に有った『航空神社』に行く事にしました。

僕とパーピーさんとツルハさんがワクワクしてるのとは裏腹にイマホリさん&マミさんの嫁連中は僕達にしきりに 「航空は無い」と言ってたのが面白かったのです。


 
(左)出発時には雨は止みました (右)温泉神社案内版


=道の駅『しおのえ』=


その前にホテル近くの 道の駅『しおのえ』 に行き阿波踊りの音を大音量でかけてたおっちゃんの露店でお土産買ったり名物『しおのえふじかわ牧場』のソフトクリームを食べたりしました。


 
(左)ソフトクリーム求めて (右)雨上がりにはこんな人も


ここに少しの間居て待望の『航空公園』に行きました。


=高山航空公園=

『航空公園』この何ともロマンチックな言葉、僕とパーピーさんがここで期待したのはもう使われなく成ったクライドライトな飛行機の展示とその物(者)達との出会いでした。でもイマホリさんやマミさんには一切興味の無い事で横でブツブツ言われる始末。昨日讃岐うどん食って『塩江温泉』来るまでに看板とか見たのだけど夜と昼では余りにも景色が違いロスポジに継ぐロスポジでなかなか看板を見つけられません。うろうろすればする程女性陣の機嫌を損ねるので焦ります。仕方なく目印となる『 高松空港 』に行きそこから探す事にしたら割と簡単に看板を発見する事が出来ました。

手元の地図と看板を頼りに進んで行くと少し山の中に入りました。道が狭く成って来て不安、というか航空公園で航空神社まで有るうえに場所が寂しいときたもんだから「もしや戦争中の飛行機の墓場?」みたいな無気味さも漂って来たのですがそれは単なる思い過ごしに過ぎませんでした。

僕達が探し求めてやって来た『 高山航空公園 』は現『高松空港』が一望出切るというか讃岐平野が一望出来る山の上に有り位置的には高松空港のRW26(西向26番滑走路)の延長線上にあたるためこの滑走路から離陸して来る飛行機や逆のRW08(東向8番滑走路)に着陸する飛行機が頭すれすれに(実際はもっと上ですが)飛ぶのです。駐車場完備はもちろんの事前出の『航空神社』はじめ『展望台』や『アスレチック』や『エントランス』まで有りそれまで大反対だった女性陣も大満足、思いのほかくつろげるいい場所だったのです。勿論クライドライトな実機の展示もありました。


   
(左)入口     (中)向こうが高松空港    (右)高松空港

   
(左)川崎ベル47G3B-KH4 (中)セスナ170B  (右)国産T-2練習機

   
(左)蟻地獄にはまるパーピーはん(中)こ、怖い!(右)ロング滑り台

   
(左)高山パークセンター (中)もち麦うどん   (右)園内図


この『高山航空公園』はBBQなどもOKの気配な事から飛行機に興味が無くても1日遊べるって感じがしました。展示機達は僕が子供の頃近くの八尾空港で見た飛行機(Tー2は見た事ない)やヘリコプター達 だったので懐かしかったです。『川崎ベル47G』と『Tー2練習機』はどう見ても乗るの怖い印象がありました。また『セスナ170B』は「何でウルトラマン色してるのだろう」と思いました。

余談ですが、小型飛行機の事を“セスナ”と呼ぶと思ってる方が沢山おられますがこれは間違いで“セスナ”ってのはワーゲンとかシトロエンとかと同じでメーカーの名前なのです。実際には小型機には『パイパー』もあれば『ビーチクラフト』や『ソカタ』など色んなメーカーが存在してるのです。小型機を『セスナ』と総称してしまうのは極端な話四輪駆動車を総て『ジープ』、あるいは管楽器を総て『ラッパ』と言ってしまうようなものなのです。(以上)

この『高山航空公園』に結構な時間居たので簡単に腹ごしらえしようとエントランスに入ったところここで『もち麦うどん』成るものを発見、この後うどんツアーが控えてたのですが先ずはここからって事で『もち麦うどん』を食べる事に。

麺をゆがいてもらい置いてあるダシ(冷or温)をかけるのですがこれが何とも素晴らしかった のです。また新しいうどんスポットを発見した感じでした。しかも航空公園だからうどん巡りの連中は来ないので空いてるのです。

航空公園に来てなんかお腹も心も満たされた我々一行だったのです。


=プチ饂飩巡礼=


『饂飩巡礼』とは言ったものの夕方に『阿波踊り』行く事を考えたらそれ程時間も無いのです。おまけにウチの人はあまり饂飩巡礼に興味有る訳では無いので今回は帰り道に有る二軒に絞りました。


1、花畑

うどん隊長のたけい氏に後日聞いたところによると、『花畑』さんのガーデンにあるお花は趣味ではなく“売物”らしい。近くの有名なうどん屋『谷川米穀店』の本業が“米屋”で有るようにここの本業は“ガーデニング屋”だとか!(恐るべし讃岐饂飩)


      
(左)到着!向こうの小屋が『花畑』(中)可愛いしカラフル (右)発見!唐辛子畑

この店には僕の大好きな唐辛子の薬味が有ります。以前にここで作り方を教えていただいたものの唐辛子の茎から葉っぱから全てが必要で諦めてました。どうやら自家栽培の気配。(謎が少し解けたかも)


2、三島製麺所

『花畑』から程近いここ『三島』、けど『花畑』同様一見にはどこに有るのか絶対解りません。案内版はおろか(花畑は幟が有る)看板すら有りません。そう、普通の旧い民家なのです。初めてならとても入口開けて入れそうに無い雰囲気なのですが入ります。すると今までの緊張は何処へやら、扉の内側はちゃんとした製麺所。テーブルも有り一応中で食べれる様に成ってるのです。メニューは二種類、醤油うどんで熱いか冷たいかって事でオプションでこれに卵(¥30)を入れるとなると一気にメニューは4種類に膨れ上がります。この日は御盆で中がいっぱいだったのでそれぞれ好みを注文して外で食べましたがそれはそれでなかなか良かったのです。

帰りに打ち立てお土産うどん(りっぱな袋に入った真空パック物では有りません)をここで買って徳島県に向かいました。













Copyright (C) 2004 Cried Light All Rights Reserved