『現地集合』を合言葉に仲間が集まって毎年夏の御盆に行われてるこのキャノンボールも今回で１５年目を迎えました。１５年前と言えば僕もかろうじて２０代だった訳でそれ以来皆さんもそれなりに歳は重ねては居られるのですが相変わらずのフットワークの軽さ、このイベントがまだまだ健在である事を感じました。

とは言え１５年前とは随分メンバーも代わった事は確かで、当時学生上がりだった諸氏も現在では社会の第一線で活躍する身と成られ様々な状況の変化からなかなか長距離＆纏まった休みを取っての冒険旅行が難しくなり初代メンバー特にG大ジャズ研究会OB諸氏の姿が少なく成ったのが少し寂しく思われました。

そんな中、約６年ぶりにJ宮司氏＠ベンツ（G大ジャズ研関係ではない）の参加も有り様々な多望な事情を抱えた仲間が少しづつ落ち着いて来たのかまた戻って来る兆しが見えたのが大変嬉しい出来事と成りました。

さて今年は我が家にとって初のロングツーリングと成りました。ただ、ロングとは言っても距離では無く日数の方で、６日間にも及ぶ四国〜紀伊半島に及ぶ冒険旅行となったのです。行き慣れた四国で何が冒険なのかと言うと今回日数は取れたものの各種支払いやらガソリン高騰やらで我が家にはお金が殆ど無かったのです。ですから行きは海を渡るのにフェリーのポイント還元を使い松山以外の宿泊はキャンプ等、松山のホテルも会員にはもれなくキャッシュバックがある所をカードで払ってキャッシュバックにてその場の現金を得て帰りはETC割り引き駆使して帰ってくると言った貧乏旅行でした。

『旅行先で美味しい物を食べて温泉旅館でゆっくり』などと言った旅行とは程遠いのですが、それでも阿波踊りは素晴らしかったし街の温泉も良かったし、徳島の山の上で観たペルセウス座流星群は感動的だったし、お金が無く店などには入れなかったのですが徳島のスーパーで買ったお弁当やお惣菜は徳島県独特の物でとっても贅沢な気分に成れたし、アウトドアの自炊もとってもいいものでした。

沢山の仲間との再会、旅先での出会い、今年もまた感動的な旅と成りました。最終日には悪乗りしてチームダックテールさん親子＠２CVとOCUさん＠レガシー（本当はスバル３６０）巻き込んでチームようちゃん＆なおこさん夫妻＠イスズベレットに付いて奈良県の十津川村に行く始末！！。更にその夜にはチームララレレ夫妻さん＠カローラレビンが我が家に来てOCUさん＠レガシー（本当はスバル３６０）交えての焼肉パーティーが行われました。

約一年前、カナダのユーコン準州を流れるテスリン川からユーコン川に至るおよそ３２０Kmの区間を野宿しながら約９日間カヌーで旅したのですが、ここは四国、車で行く陸の上の旅なので多少は何が起こっても大丈夫なのです。ここでは、そんな感動的な旅の道中をレポートします。

---

僕は休み、ウチの人＠２CVは和歌山で仕事でした。そんな事から和歌山港から南海フェリーで徳島に渡る段取りしておいたのでこの日はお昼過ぎに一緒に和歌山に向かって出発。青空の下ウチの人は仕事、僕はパテさん＠ルノー４の店『リヨン』に寄って実はサプライズで来るかもしれないパテさんとなにやら秘そ秘そ話ししてました。



夕方、『リヨン』を出てウチの人迎えにウチの人の職場へ行ってから和歌山のおばあちゃん所へ行く途中パテさんにメールで呼び出されて結局合流する事に成りました。どうやら既に店を抜け出してる気配で無線が通じたので和歌山市内で合流、そのままパテサンところで働いておられたK嬢のお店『イルフェ・ボウ』にて夕食となりました。

---